マスター データ サービスから Excel へのデータのエクスポート

適用対象: SQL Server - Windows のみ Azure SQL Managed Instance

Excel 用マスター データ サービス アドインでは、データを使用するために MDS リポジトリからデータをエクスポートする必要があります。

読み込む前にデータセットにフィルターを適用する場合は、代わりに「エクスポート前のデータのフィルター適用 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

前提条件

この手順を実行するには

  • [エクスプローラー] 機能領域にアクセスする権限が必要です。

MDS から Excel にデータをエクスポートするには

  1. Excel を開いて、 [マスター データ] タブで MDS リポジトリに接続します。 詳細については、「MDS リポジトリへの接続 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

  2. [マスター データ エクスプローラー] ペインで、モデルおよびバージョンを選択します。 エンティティの一覧が作成されます。

    • [マスター データ エクスプローラー] ペインが表示されない場合は、 [接続と読み込み] グループの [エクスプローラーの表示]をクリックします。

    • [マスター データ エクスプローラー] ペインが無効になっている場合は、既存のシートに MDS によって管理されるデータが既に含まれています。 ペインを有効にするには、新しいワークシートを開きます。

  3. [マスター データ エクスプローラー] ペインのエンティティの一覧で、読み込むエンティティをダブルクリックします。

    注意

    • 最初の 100 万個のメンバーだけが Excel に読み込まれます。 読み込む前に一覧をフィルター処理するには、リボンの [接続と読み込み] グループで、 [フィルター]をクリックします。

    • 制約リスト (ドメイン ベースの属性) の列では、既定で最初の 25,000 個の値だけが読み込まれます。 この数値は、Excel がインストールされているコンピューターにある、excelusersettings.config ファイルの MaximumDbaEntitySize プロパティで変更できます。 このファイルは C:\Users\<user>\AppData\Local\Microsoft\Microsoft SQL Server\130\MasterDataServices\ にあります。

      ドメイン ベースの属性に MaximumDbEntitySize プロパティの設定値を超えている値の数がある場合は、値の一覧は読み込まれません。

    注意

    32 ビットの Excel で Microsoft Excel 用アドインを使用して、テキスト区切りのデータを読み込み、 [ロードするセル数] プロパティと [パブリッシュするセル数] プロパティの設定が両方とも最大値の 1000 に設定されている場合、メモリ不足エラーが発生します。 [ロードするセル数] および [パブリッシュするセル数]に最大値を設定するには、64 ビットの Excel を使用する必要があります。

次の手順

Excel からマスター データ サービスにデータをインポート (Excel 用 MDS アドイン)

参照

概要: Excel へのデータのエクスポート (Excel 用 MDS アドイン)
フィルター ダイアログ ボックス (Excel 用 MDS アドイン)
概要: Excel からのデータのインポート(Excel 用 MDS アドイン)