inferenceClassificationOverride を作成する

名前空間: microsoft.graph

SMTP アドレスで示される送信者のオーバーライドを作成します。 この SMTP アドレスからの将来のメッセージは、オーバーライドで指定されたとおり一貫して分類されます。

  • 同じ SMTP アドレスを持つオーバーライドが既に存在する場合、そのオーバーライドの classifyAs フィールドと name フィールドは、指定された値で更新されます。
  • メールボックスでサポートされているオーバーライドは、一意の送信者 SMTP アドレスに基づき、最大 1000 件までです。
  • POST 操作では、同時に作成できるオーバーライドは 1 件です。

この API は、次の国内クラウド展開で使用できます。

グローバル サービス 米国政府機関 L4 米国政府機関 L5 (DOD) 21Vianet が運営する中国

アクセス許可

この API の最小特権としてマークされているアクセス許可またはアクセス許可を選択します。 アプリで必要な場合にのみ、より高い特権のアクセス許可またはアクセス許可を使用します。 委任されたアクセス許可とアプリケーションのアクセス許可の詳細については、「 アクセス許可の種類」を参照してください。 これらのアクセス許可の詳細については、 アクセス許可のリファレンスを参照してください

アクセス許可の種類 最小特権アクセス許可 特権の高いアクセス許可
委任 (職場または学校のアカウント) Mail.ReadWrite 注意事項なし。
委任 (個人用 Microsoft アカウント) Mail.ReadWrite 注意事項なし。
アプリケーション Mail.ReadWrite 注意事項なし。

HTTP 要求

POST /me/inferenceClassification/overrides
POST /users/{id}/inferenceClassification/overrides

要求ヘッダー

名前 説明
Authorization string ベアラー {token}。 必須です。
Content-Type string エンティティ本文内のデータの性質です。 必須です。

要求本文

要求の本文に、inferenceClassificationOverride オブジェクトの JSON 表記を指定します。

応答

成功した場合、このメソッドは 201 Created 応答コードと、応答本文で inferenceClassificationOverride オブジェクトを返します。

要求

次の例は要求を示しています。

POST https://graph.microsoft.com/v1.0/me/inferenceClassification/overrides
Content-type: application/json

{
  "classifyAs": "focused",
  "senderEmailAddress": {
    "name": "Samantha Booth",
    "address": "samanthab@contoso.com"
  }
}
応答

次の例は応答を示しています。 注: ここに示す応答オブジェクトは、読みやすさのために短縮されている場合があります。

HTTP/1.1 201 Created
Content-type: application/json

{
  "classifyAs": "focused",
  "senderEmailAddress": {
    "name": "Samantha Booth",
    "address": "samanthab@contoso.com"
  },
  "id": "98f5bdef-576a-404d-a2ea-07a3cf11a9b9"
}