IoT ソリューションを作成するために Azure のどのようなテクノロジとサービスを利用できるか

Azure IoT のテクノロジとサービスでは、組織のデジタル変革を実現するさまざまな IoT ソリューションを作成する方法を提供しています。 たとえば、次のように操作できます。

  • マネージド IoT アプリケーション プラットフォームである Azure IoT Central を使用して、エンタープライズレベルの安全な IoT ソリューションを作成してデプロイする。 IoT Central は、ソリューション開発プロセスを能率化する、業界 (小売、医療など) ごとの一連のアプリケーション テンプレートを備えています。
  • Azure IoT HubAzure IoT device SDK などの Azure IoT プラットフォーム サービスを使用して、カスタム IoT ソリューションをゼロから作成する。

Azure IoT のテクノロジ、サービス、ソリューション

Azure IoT Central

IoT Central アプリケーション プラットフォームは、エンタープライズレベルの IoT ソリューションの開発、管理、保守に伴う負担とコストを削減します。 IoT Central のカスタマイズ可能な Web UI で、デバイスの状態を監視し、ルールを作成して、ライフ サイクル全体を通して何百万ものデバイスとそのデータを管理することができます。 IoT Central 内の API サーフェスによりプログラムによるアクセスが可能になり、IoT ソリューションを構成したりそれらと連携したりすることができます。

Azure IoT Central は、カスタム IoT ソリューションの作成に使用できるフル マネージドのアプリケーション プラットフォームです。 ソリューションを作成するために、IoT Central では、アプリケーション テンプレートが使用されます。 汎用的なソリューションのためのテンプレートに加え、エネルギー、医療、行政、小売など、業界固有のテンプレートも用意されています。 IoT Central アプリケーション テンプレートを使用すると、IoT Central アプリケーションを数分でデプロイでき、その後、テーマ、ダッシュボード、ビューを使ってそれをカスタマイズすることができます。

Azure Certified for IoT デバイス カタログからデバイスを選択すれば、簡単に自分のソリューションに接続することができます。 IoT Central の Web UI を使用してデバイスを監視、管理することで、デバイスとその接続を正常な状態に保つことができます。 IoT Central アプリケーションを別のビジネス アプリケーションと統合するには、コネクタと API を使用します。

フル マネージドのアプリケーション プラットフォームとして、IoT Central にはシンプルで予測可能な価格モデルが採用されています。

カスタム ソリューション

IoT ソリューションをゼロから作成したり、IoT Central を使用して作成されたソリューションを拡張したりするには、以下に示した Azure IoT のテクノロジとサービスの 1 つ以上を使用します。

デバイス

いずれかの Azure IoT スタート キットを使用して IoT デバイスを開発するか、または使用するデバイスを Azure Certified for IoT デバイス カタログから選択します。 オープンソースのデバイス SDK を使用して埋め込みコードを実装します。 デバイス SDK は複数のオペレーティング システム (Linux、Windows など) およびリアルタイム オペレーティング システムをサポートしています。 CNode.jsJava.NETPython など、複数のプログラミング言語用の SDK があります。

IoT プラグ アンド プレイ 規則に従うことで、デバイスの埋め込みコードの作成方法をさらに簡素化できます。 IoT プラグ アンド プレイを使用することで、ソリューション開発者は埋め込みコードを記述することなく、自分のソリューションにデバイスを統合できます。 IoT プラグ アンド プレイの中核となるのは、デバイスの機能を記述する "デバイス機能モデル" スキーマです。 埋め込みデバイス コードを生成したり、クラウドベースのソリューション (IoT Central アプリケーションなど) を構成したりするには、このデバイス機能モデルを使用します。

Azure IoT Edge では、IoT ワークロードの一部を Azure Cloud Services からデバイスにオフロードすることができます。 IoT Edge では、ソリューションでの待ち時間を短縮したり、デバイスとクラウドとの間でやり取りされるデータの量を削減したり、オフラインのシナリオを実現したりすることができます。 IoT Edge デバイスは、IoT Central から管理することができます。

Azure Sphere とは、インターネットに接続されたデバイスのための通信およびセキュリティ機能が組み込まれている、セキュリティで保護された高水準のアプリケーション プラットフォームです。 セキュリティで保護されたマイクロコントローラー ユニット、カスタムの Linux ベース オペレーティングシステム、継続的で更新可能なセキュリティを提供するクラウドベースのセキュリティ サービスが含まれています。

クラウドの接続

Azure IoT Hub サービスは、何百万台もの IoT デバイスとクラウドベースのソリューションとの間で、セキュリティで保護された信頼性の高い双方向通信を実現します。 Azure IoT Hub Device Provisioning Service は、IoT Hub のヘルパー サービスです。 このサービスでは、適切な IoT Hub に対し、デバイスの Just-In-Time プロビジョニングを人間が介入することなくゼロタッチで行えます。 これらの機能を利用すると、安全かつスケーラブルな方法で膨大な数のデバイスをプロビジョニングすることができます。

IoT Hub はコア コンポーネントであり、以下の IoT 実装の課題に対応するために使用できます。

  • 大量のデバイスの接続と管理。
  • 大量のテレメトリ インジェスト。
  • コマンドとデバイスの制御。
  • デバイスに対するセキュリティの強制。

物理世界とデジタル世界との橋渡しをする

Azure Digital Twins は、物理環境をモデル化できるようにする IoT サービスです。 人、空間、デバイスの間の関係をモデル化する空間インテリジェンス グラフが使用されています。 デジタル世界と物理世界をまたいでデータを関連付けることで、コンテキスト認識ソリューションを作成することができます。

IoT Central はデジタル ツインを使用することで、現実世界のデバイスおよびデータをデジタル モデルと同期させます。そうして接続されたデバイスは、そのデジタル モデルを使用してユーザーが監視、管理することができます。

データと分析

IoT デバイスは、一般的に、センサーからの温度の測定値など、時系列データを大量に生成します。 Azure Time Series Insights は、IoT ハブに接続してデバイスからのテレメトリ ストリームを読み取り、そのデータを保存します。ユーザーは、それを照会して可視化することができます。

Azure Maps は、最新のマッピング データを使用して、精度の高い地理的なコンテキストを Web とモバイル アプリケーションに提供する一連の地理空間サービスです。 REST API、Web ベースの JavaScript コントロール、Android SDK のいずれかを使用してアプリケーションを作成できます。

次のステップ

実際に体験するために、次のいずれかのクイックスタートをお試しください。