Microsoft Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack

[アーティクル]
08/09/2011

このトピックでは、Microsoft Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack による Visual Studio 2010 Ultimate の視覚化およびモデリングツールの拡張と機能強化の内容について説明します。

詳細情報	参照項目
Visual Studio 2010 Feature Pack のダウンロード (MSDN)	Visual Studio 2010 Feature Pack (MSDN)
この Feature Pack の要件	要件
この Feature Pack の機能	この Feature Pack の内容
Visual Studio Feature Pack の概要	Visual Studio Feature Pack
Visual Studio 2010 Ultimate 視覚化およびモデリングツールの概要とドキュメント	アプリケーションのモデル化

この Feature Pack の内容

次の表では、この Feature Pack に収められている機能、および Visual Studio Ultimate の既存ツールとの連携をまとめて示します。

モデルからコードを生成する
既存のコードを調べる
モデル要素を使用および管理する
レイヤー図を作成、検証、拡張する

モデルからコードを生成する

UML モデルは、コードとテストの作成、およびシステムのアーキテクチャと要件の記述に役立ちます。

新規	詳細については、次のトピックを参照してください。
UML クラス図の要素からスケルトンコードを生成するには、[コードの生成] を使用します。既定の変換を使用して、またはカスタム変換を作成して、UML の種類をコードに変換できます。	方法: UML クラス図からコードを生成する

他の種類のドキュメントを UML から生成する場合、または UML 要素と生成結果の間の直接的な関係が弱いコードを生成する場合でも、カスタムテンプレートを作成し、モデルを読み込んで、必要な種類の成果物を生成できます。詳細については、「方法: UML モデルからファイルを生成する」を参照してください。

既存のコードを調べる

開発の現場では、コードの作成より、既存コードの理解により多くの時間がかかることがよくあります。 Visual Studio Ultimate のコード視覚化ツールは、コードの主要部分を視覚化し、コードの柔軟性を評価し、問題のある部分を識別するのに役立ちます。コードを構成する部分の間の依存関係を追跡することで、提案されている変更の予想されるコストを評価しやすくなります。

新規	詳細については、次のトピックを参照してください。
既存のコードから UML クラス図を作成します。	方法: コードから UML クラス図を作成する
依存関係グラフを生成することで、C および C++ のコード内の編成や関係を調べます。	方法: C コードおよび C++ コードに対する依存関係グラフを生成する
依存関係グラフを生成することで、ASP.NET Web プロジェクト内の編成や関係を調べます。	方法: ASP.NET Web プロジェクトに対する依存関係グラフを生成する

シーケンス図、依存関係グラフ、およびレイヤー図を作成することで、.NET のコードを調べることもできます。詳細については、「既存のコードの視覚化」を参照してください。

詳細については、次のトピックを参照してください。

モデル要素を使用および管理する

他のモデリングツールからモデル要素をインポートする

新規	詳細については、次のトピックを参照してください。
他のモデリングツールから XMI 2.1 ファイルとしてエクスポートされた UML シーケンス図、クラス図、およびユースケース図から、要素をインポートします。	方法: XMI ファイルから UML モデル要素をインポートする

詳細については、次のトピックを参照してください。

作業項目からモデル要素にリンクする

モデル要素と作業項目の間のリンクは、たとえば特定のアクティビティやユースケースのテストで、これらの要素に対する作業の進捗を追跡して監視するのに役立ちます。

注意

Visual Studio 2010 Ultimate では、新しい作業項目を作成したり、モデル要素から既存の作業項目にリンクしたりすることはできますが、他の方向のリンクは作成できません。詳細については、「方法: 作業項目をモデル要素にリンクする」を参照してください。

新規	詳細については、次のトピックを参照してください。
作業項目からモデル要素へのリンクを作成および表示します。	方法: 作業項目をモデル要素にリンクする

レイヤー図を作成、検証、拡張する

レイヤー図は、アプリケーションの論理的な依存関係の構造を視覚化するのに役立ちます。構造が誤って変更されることがないように、チェックインのたびにモデルに対してコードを検証できます。

新規	詳細については、次のトピックを参照してください。
C または C++ コードからレイヤー図を作成し、依存関係を検証します。	方法: レイヤー図と照らし合わせて C コードおよび C++ コードを検証する
レイヤー図を変更し、レイヤー図に対してコードを検証するためのコードを作成します。	レイヤー図に関する拡張機能の作成

詳細については、次のトピックを参照してください。

要件

最新の要件と既知の問題については、ReadMe ファイルを参照してください。この Feature Pack を使用するには、Visual Studio 2010 Ultimate をインストールしておく必要があります。この Feature Pack の特定の機能を使用するには、以下のものもインストールしておく必要があります。

有効にするもの	インストールされている必要があるもの
C または C++ プロジェクトのサポート	Visual Studio での Visual C# 詳細については、次のトピックを参照してください。方法: C コードおよび C++ コードに対する依存関係グラフを生成する方法: レイヤー図と照らし合わせて C コードおよび C++ コードを検証する
レイヤー拡張機能 API	Visual Studio 2010 SDK Visualization and Modeling Pack Runtime メモランタイムは、Feature Pack をインストールするとローカルコンピューターにインストールされますが、カスタムレイヤー図拡張機能をインストールするときには、クライアントに別途インストールする必要があります。詳細については、「レイヤーモデリング拡張機能の配置」を参照してください。詳細については、「レイヤー図に関する拡張機能の作成」を参照してください。
作業項目からのリンク	Team Foundation Server でのモデル成果物のリンクの種類詳細については、「方法: 作業項目をモデル要素にリンクする」の「要件」を参照してください。

C または C++ プロジェクトのサポート

Visual Studio での Visual C#

詳細については、次のトピックを参照してください。

レイヤー拡張機能 API

Visual Studio 2010 SDK
Visualization and Modeling Pack Runtime

メモ

ランタイムは、Feature Pack をインストールするとローカルコンピューターにインストールされますが、カスタムレイヤー図拡張機能をインストールするときには、クライアントに別途インストールする必要があります。詳細については、「レイヤーモデリング拡張機能の配置」を参照してください。