Document オブジェクト (Visio)

Microsoft Visio のインスタンスで開いている描画ファイル (.vsd または .vdx)、ステンシル ファイル (.vss または .vsx)、またはテンプレート ファイル (.vst または .vtx) を表します。 Document オブジェクトは、Application オブジェクトの Documents コレクションのメンバーです。

注釈

Document オブジェクトの既定のプロパティは、Name です。

既存のドキュメントを開くには、Documents コレクションの Open メソッドを使用します。

新しいドキュメントを作成するには、Documents コレクションの Add メソッドを使用します。

Application オブジェクトの ActiveDocument プロパティを使用して、インスタンス内のアクティブなドキュメントを取得します。

PagesMastersStyles の各プロパティを使用して、PageMaster、Style の各オブジェクトを取得します。

CustomMenus プロパティまたは CustomToolbars プロパティを使用して、カスタム メニューまたはツール バーにアクセスします。

注:

すべての Visio ドキュメントの Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) プロジェクトには、ThisDocument というクラス モジュールもあります。 VBA プロジェクト内のコードから ThisDocument モジュールを参照すると、プロジェクトの Document オブジェクトへの参照が返されます。 たとえば、図面のプロジェクトのコードで次のステートメントを使用すると、メッセージ ボックスにプロジェクトの図面の名前を表示できます。

   MsgBox ThisDocument.Name

Visual Studio ソリューションに Microsoft.Office.Interop.Visio 参照が含まれている場合、このオブジェクトは次の種類にマップされます。

  • Microsoft.Office.Interop.Visio.IVDocument

イベント

メソッド

プロパティ

サポートとフィードバック

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