管理ツール
AppFabric には、AppFabric システムと WCF および WF アプリケーション サービスの管理のための、シンプルながら強力な機能が含まれています。具体的には、AppFabric 管理ツールの UI とスクリプティング API 層です。次の管理ツールがあります。
AppFabric セットアップ ウィザード。AppFabric のインストール、AppFabric インストール後の機能の追加と削除、および AppFabric のアップグレードを実行できます。
AppFabric 構成ウィザード。AppFabric のホスティングおよびキャッシングの機能を構成するときに使用します。
AppFabric IIS マネージャー拡張機能。WCF や WF のサービスからビルドされたアプリケーションを管理することができます。
AppFabric 用の Windows PowerShell コマンドレット。アプリケーションおよびサービスに対する管理タスクを実行するときに使用します。Windows PowerShell コンソールで対話形式で行うことも、コマンドレットを使用して管理タスクをスクリプトで実行することもできます。これらのコマンドレットによって、AppFabric アプリケーション管理 UI の背後にある機能の大部分を実行できます。
AppFabric 管理ツールの UI を開くには、[スタート] ボタン、[すべてのプログラム]、[Windows Server AppFabric] の順にクリックします。
また、Windows サーバー マネージャーを使用して AppFabric に関する作業を行うこともできます。サーバー マネージャーを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[サーバー マネージャー] の順にクリックします。"Windows Server AppFabric" は、[役割] の下の [アプリケーション サーバー] ノードの下にあります。この [Windows Server AppFabric] エントリを右クリックするとコマンドの一覧が表示され、ここから IIS マネージャーの AppFabric 拡張機能や AppFabric 用 Windows PowerShell コマンドレットを実行することができます。中央のウィンドウには、オンライン リソースや管理者向けのヒントへのリンクもあります。
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2011-12-05